第10回 「CS調査」による「顧客接点研究」

この講座第1回で「顧客の棚卸し」という話をしました。 今あなたが「顧客管理」としてパソコンで管理をしている客の中で、何パーセントが本当にあなたのお客なのか、何年に1回かは、無駄な費用を使っていないか必ずチェック(棚卸し)してみましょう、という内容でした。 私の家には、30年前に亡くなった父へのDMがいまだに来るデパートがあります。

さて、ではどのように確認すればいいのか、というのが今回のテーマです。少しハウツーの話になります。「CS調査」の方法論です。 今、CS流行りです。お客の話というと何でもCSという言葉が使われ、焦点のぼけた話も沢山あります。「CS調査」とは、具体的に何を確認するのでしょうか。顧客との接点を過去と現在のことについて確認することでしょう。 過去に買っていただいた、サービスを受けたことのあるお客様に対して行う「CS調査」と、今現在継続して買っている、あるいはサービスを受けているそのことに対しての「CS調査」です。それぞれのCS調査の具体的な調査内容(項目)、実施方法について考えてみましょう。

調査内容 実施内容
過去の経験に対してのCS調査
  • 購入時(サービス時)の対応
  • 当社決定理由
  • 現在の使用有無、満足度
  • 他社との比較有無、内容
  • 継続意向
  • 当社に求めるもの、不満 etc
  • 顧客名簿に基づく郵送アンケート調査が一般的
  • 訪問によるヒアリング調査もある。
  • 粗品等謝礼
現在も継続して受けている場合のCS調査
  • これは、消費財であったり、サービスの場合が多い。
  • 上記内容にプラス、対応の変化についての確認。人の評価なども確認する。
  • この場合は購入時(サービス時)に主旨など説明の上、手渡してお願いする。
  • ホテルなどでの利用時のアンケートがこれに当たる。

上記のような内容で実施した「CS調査」結果は、必ず全社員への好評と同時に何らかの形で一般の方(顧客)にも公表することが必要です。 とくに、社内においてはこの結果をもとに、様々な研修を行ったり、定期的に「CS調査」を行うことが大切です。CS調査に基づいて様々な新たな施策を展開する。そしてその評価を又CS調査で確認する、というサイクルを作ることです。

このテーマについては、ロスコ・アールディ研究所のHPの中に、「顧客(接点)対応力アップのためのサービス」というサービスメニューがあります。 是非こちらでも確認してください。

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